ちょうど私が潜り始めた時の事です。
我が家の周りに野良猫の大家族が住み着くようになりました。
黒とシャムの親猫2匹。黒とアメショ柄とキジトラの子猫6匹。
どこからかふっと現れて我が家の周りを拠点とするようになりました。
我が家と隣家の隙間。
敵も少なく、邪魔も入らず、程よく日光の当たる場所。
植物のつるが絡みついたはしご(笑)が良い遊び道具となって、子猫たちが飛び回っています。
毎日隙あらばエサをやろうと家族で競っております。
猫のためにも、近所の為にも、あんまりエサはやらないほうが良い事は分かっているのですが可愛さには勝てず、つい・・・;
今では向こうから寄ってきてくれるようにもなりました。
しかしやはり野良猫なので、触らせてはくれません。
私達も無理に触るような事はせず、絶妙な関係を保っています。
そんな日々が一週間ほど続いたある日、事件は起こりました。
今まで毎日我が家の周りで遊び、自転車置き場をねぐらとしていた猫達がぱったりと姿を見せなくなりました。
最初は「どこに行ったんだろう」「野良だから拠点を変えたのかもしれない」と思っていましたが、3日ほどしてから嫌な可能性が浮上してきました。
駆 除 。
実は以前も近所で野良猫が駆除される事があったのです。
やはり野良猫は嫌がる方達も多いので・・・
実際いなくなる直前に、親のシャムがどこからか何か食べ物をくわえてきて(何かは不明)、家族で一生懸命食べていたので血の気が引きました。
単なる野良猫ではありますが、日々の癒し、いなくなる寂しさは大きく心を支配するもので、共に暮らす動物の存在を大きく感じました。
しかし数日後・・・
生きてた・・・!!!!
おかえり!!一体どこに行ってたの!!
外泊するのなら連絡くらいしなさい!心配するでしょ!!!
本当に嬉しかったのですが、再び姿を見せた猫達はなぜかびっくりするくらい何かにおびえていました。
今までは鳴いて寄ってきてくれたのに、逃げるし、威嚇するし・・・
空白の数日間に猫達に何があったのかは分かりませんが、とりあえず生きててくれただけで良かったです。
その後、また徐々に寄って来てくれるようになったのが救いでした。
しかしこちらは残念な事で。
子猫が一匹いなくなりました。
母が言うには、いなくなった日の早朝、家の前の道路に赤いシミがあったそうです。
そこで察しはつきましたが・・・・辛いですね・・・
決して車の多い道路ではありませんが、向かいの家に他の野良猫でもよく行き来しているのです。
これがうちのルナを外に出せない原因だったりします。
野良に生きる猫にとっては避けられない運命なのでしょうか・・・
ちび黒の分まで、他の5匹には元気に生きてもらいたいです。
うってかわって
以前ブームになった「ねこ鍋」ならぬ「ねこ鉢」(笑)
初めて見つけた時はびっくりしましたよ。
一つの鉢に子猫3匹入って特盛り状態です。
見えづらいですが、左に2匹。右に3匹はいってます。
なんという天国wwww
アップで撮ってみる。
「ん?」
べた~
ダラダラ状態でへばってます。
日々成長する子猫の姿と、野良にあるまじきリラックス姿を見て悶え死んでいる今日この頃。
可愛い顔してこっちの予定を大幅に狂わすにゃんこはこあくまだと思いました。
<終>
(にゃんこ観察日記はたぶん続きます・・・)
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