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いろいろバタバタしてしばらくまともな日記を書いていませんでした;
おそらく年明けまで忙しいだろうなー;
そして今日(もう昨日だけど)は見に行ってきたのですよ!!
茶々の試写会!!!
意気揚々と出陣し、本気で良い内容でした。
ちゃちゃ・・・良いよちゃちゃ・・・
今までいろいろ言っててごめんよ・・・
もう、最初から最後までクライマックスでしたからね!(そんなバカな)
普通映画やドラマでは最後の部分で泣きますが、上映開始5分後に号泣していたのはおそらく館内でも私だけだったのではないかと思います。
信長に対して悔し泣きさぁっ!!
そして幸村が最強に格好良かったです。
ぎゃああああ大好きだよおおわぁああぁぁぁ(鼻血
あとキャストさんを見ていたら、茶々の妹・はつを演じていらっしゃったのが富田靖子さんで驚愕!!
こっ・・・この方はまさかあの方じゃないですか!!
大河ドラマの元就で、嫁の美伊を演じていらっしゃった・・・(どばぁ ←涙)
お久しぶりですおかたさまぁぁぁあぁぁぁ!!!
今回の試写会ご招待人数は150人だったのですが、どうやら応募総数は1800枚だったようです。
・・・うっわぁ(汗)
私6枚出したから、300分の1が当たったのか・・・?
そう思うとちょっとすごい。やっぱり戦国魂だ(笑)
しかし見に来ている人は40~50代のおばさま方が大半を占めていました。
私くらいの年代の人は本当に見かけなかったように思えます。
映画の内容よりも「試写会」というものに行きたくて応募する人も多いらしいので、そんな人よりも歴史好きに当たればいいのにという感じでしたv
この中の何人が戦国史ファンなのだろう・・・
・・・ついでに言うと同志様いらっしゃらないのかしら・・・と思ってました;
そしてまだ一般公開もされていない現在に書くのもどうかと思うのですが、早く書かねば忘れてしまううえにとにかく叫びたいので(自己中)
簡単な話の流れと感想をぶちまけたいと思います!!
「見に行く予定だ!」という方は見ないようにお願いしますねー!!
【茶々-天涯の貴妃- 感想】
まず舞台は、長政さまの敗れた小谷城から始まります。
ちょうど陥落した時で既に長政さまの姿は出てきませんでした。
信長の下へと連れ戻される市、並びに三人の娘。
ここで有名なあの話が出てきました。
信長が市に飲めと差し出した杯とともに見せ付けたのは、夫・長政の金箔を施した頭蓋骨。
言葉をなくす市と、おびえる娘たちのなか一人、母の持っていた杯を奪い取り飲み干し挑戦的な目線の茶々。
このあたりでもう号泣したんです。
信長さまも、自分たちを置いて死んだととさまも、ここにいる皆憎い!!
そう言った茶々とともに大 号 泣 。
「将来茶々は女帝になる」発言をし大笑いする信長にもう悔しくて悔しくて・・・かずさのすけ様!!(怒)
二度目の落城をして、勝家とともに自害を選ぶ市が悲しかったです。
娘たちに「生きろ」という言葉を残して。
両親をなくして姉妹の長女だった茶々は相当な思いだったでしょうね。
これからは自分がしっかりしなければならないのですから。まだ十代なのに。
「世継ぎを生んで欲しい」と言われ、秀吉憎しの気持ちで秀吉の側に来たものの、彼の思いにどうしても殺せず悔し泣きする茶々が痛い。
秀吉は配役も雰囲気もあっていたと思います。
うん、とっても秀吉らしい。人間味あふれる人です。
ちなみに私は秀吉というと完全に無双のイメージです。
家康もですが、BASARAの彼らは、彼らであって彼らじゃないと感じてます;
ねねも出てきましたが、うん・・・ねねですね(何)
正室としての貫禄があります。懐が大きいというか、どんな事がおきようと受け入れられる心の器を既に持っているように思えました。
余談ですが、よくねねが呼ばれる名として「北政所」がありますが、私はこの呼び方はあまり好きではありません;
ちゃんとねねって呼んで・・・(ものすごく個人的意見)
市が亡くなって姉妹三人暮らしをしていた時から、キクという娘さんが三人の世話係をしていました。
茶々が秀吉に嫁いでからは茶々とともに城に入りそのまま世話係を務めていたようなのですが、この方がまた良いのですよ!
元々農民・・・だと思うのですが、すごく庶民っぽい!(笑)
最初から、あまり品格もないしもう少し女性としての意識を持ちなさい!と思うほどで、城仕えした後もそれは変わらず。
でもどこか憎ない人柄です。
秀吉の子を身ごもった茶々が廊下ですれ違いざまに、他の側室たち(いっぱいいたぞ側室 笑)から陰口を叩かれた時、
うおりゃあああと障子蹴破って1人で6~7人を相手にプロレス紛いな技を仕掛けたり、良いではないか良いではないかのごとく帯グルグル攻撃(笑)をやってくれたときはこの上なくすっきりしました。
ありがとうございました。
子が産まれてからの秀吉・茶々は本当に仲の良い夫婦。温かい家族でしたね。
はっと気付くと、ねねの存在を忘れていた自分にショックでしたが(汗)
でもその子はまもなく急病で亡くなってしまいます。
2人の悲しみは相当なものだと思いますが、ここでビックリな出来事。
秀吉はようやく出来た世継ぎなくして相当ショックだったのは分かりますが、怒りと悲しみで茶々に(責任を負わせて)本気で怒ったのには意外でした。
秀吉は茶々を溺愛~・・・としてのイメージしか今までなかったので、一生許さんとまでに憤慨していたのは私の中で初めての経験でした。
そして茶々を演じていた和央ようかさん、宝塚男役だったので、やはり話すたびにそのような印象を受けました。
ハスキーボイスだし、発生が一般とちょっと違う。
叫ぶときも「あれ、声出にくい?」という風にところどころでちょっとした違和感を感じてました。
茶々と秀吉が離れている中で、姉に代わって謝罪するおごう(三女)と、秀吉に対し遠まわしに仲直りしろと諭すねねの気持ちにほろり;
ねね大きすぎます・・・;;
そうしてまた元通りになって再び子宝に恵まれるものの、秀吉の死期は近い。
昨年の大河ドラマでも思いましたが、秀吉の死の予兆は何やら怖いものがあるんですよね。
今回でも何かに取り付かれ乱心したように刀振り回して暴れた後、茶々の腕の中で生涯を終えました。
でも秀吉、時々語尾が「~だみゃあ」となったり、「いつか茶々と秀頼との三人で畑を耕したい」との発言が私はすごく好きでした。
やっぱり庶民的な人だな。
絢爛豪華な生活をしていても、根本的な部分は素朴でとても好きです。
ここから家康がでしゃばるようになりますね。
豊臣の中心としての存在となった茶々が気丈ですばらしいです。
妹たちに酷な命令をし恨まれても決して言い訳せず凛とした態度。
女性として姉として母として豊臣の中心としてしっかりした女性です。
ちなみに三成VS家康の天下分け目の戦い・関が原はなんと10秒で終わりました(涙)
・・・ふつーにスルーされちゃったよ・・・
実際三成は茶々サイドの人間だったので、少しでも絡みがほしかったのですが何にもなかったです;
まぁ、ねねさま至上主義の立場としてはこれはこれでよかったかも;
やはり戦は生々しいですね。
大河ドラマよりもよっぽどキツイです;
ぐさーっといってどばぁーって。(効果音だけでご想像ください)
血しぶきとか音まで生々しいです。
というか、映画のしょっぱなから2~3つの生首掲げて行列していた光景にはさすがに驚愕したよ・・・;
10年が過ぎ秀頼も大きくなってまた事は動きます。
ここできました。真田幸村の登場です!!!
とにかく彼は格好良いにつきました///すごい男前!!
しかも幸村が登場した瞬間明らかに空気が変わりましたからね。ひぃ~///
パンフに長曽我部さんも載っていて(盛親でしたが)、わ~いつ出てくるんだろうと思いつつ最後までわからなかった私(汗)
あれいつ出たの?何も紹介とかもなかったぞ?
そして最後の戦い、大坂の陣が始まるわけですが、ここはこの映画中で一番驚愕した場面でした。
宝塚意識したのでしょうか・・・
家康に宣戦布告しにきた豊臣軍。
茶々さまがよろい姿で馬に乗って家康の前に登場しました(汗)
なななななにこの事態!!;;
家康も家臣も驚いていましたが私も驚きました。
さすが宝塚起用しただけはありますね、そこまでせんでも(苦笑)
でもその辺の男どもよりはよっぽど格好よかったです(笑)
ほかの女性も腕まくりして鉢巻して戦おうとする姿は、昨年正月にやっていた白虎隊を思い出しました。
強いなぁ、茶々軍。(違)
秀頼と千姫のカップルがすごくいとしかったです。
お互いがお互いを大切に思っていて、最後までついていくと言った千姫。
まっすぐな二人の若者の恋を応援したかった・・・で・・す・・・(涙)
大坂の陣はやっぱり圧倒的な力で豊臣軍不利。
満足げな家康本陣に突如爆音とともに現れた我らが真田軍ー!!
家康本陣までの小さな抜け道を作っていたんです!すごいよ幸村不意打ちに家康もあわあわ腰抜けだよ!!
兵士の中を家康に向かって一直線に颯爽と駆け抜ける姿が格好いい!!
本気で家康倒せるかと思いました。
が、やはりそこは無理なんですね。あと一太刀というところで非業の最期でした。
そ・・・そこまで銃弾浴びせなくてもいいじゃないですか・・・(号泣)
一番の頼りだった幸村も討ち死にし、茶々もようやくこれまでだと観念。
女性たちや千姫を逃がした優しさに泣けます。
自分は天守閣で、秀吉の鎧兜とともに残る姿は、本当に秀吉を愛しているんだなと思わされました。
今まで、生涯秀吉を憎き仇としか思ってなかった印象だった私なので新鮮でした。
徳川には屈しない。大坂城は渡さない。
いつの間に用意したんだ(汗)というダイナマイトのようなもので自ら大坂城とともに死を選びます。
おおおおおだからこういう死に際の走馬灯というか回想的なものダメなんですよってばー!!
号 泣 。
家康もこの展開は予想していませんでした。
最初から家康は大坂城をほしがっており、「天守閣だけは無傷で守れ」とか、ずっと恐ろしき憎き相手だった茶々にも「自分の前で命乞いをしろ」と思っていたので、
崩れゆく大坂城を前に、「負けた・・・」と一筋の涙を流した時は不謹慎にもすっきりした気分でした。
妹たちが見守る中大坂城は崩れ、戦は終結する。
金箔がまるで無数の花びらのように城下に降り注ぐ。
この世からようやく開放された茶々は、光の中で再び母と会い抱きしめられ嬉しさをかみ締めます。
そんな話でした。
時代を生き抜くために必死に生き抜いた女性。
言うまでもなくすごく胸打たれました。
この映画を見て私の茶々に対するイメージはがらりと変わりました。
それでもやっぱり好きになれない部分はありますが、同時に憧れる部分もあることは確かです。
乱世を立派に生きぬいた姿、それは出家という道を選んだねねよりもずっと過酷なものだったと思います。(でもねねさま至上主義ですよ!!)
女の戦、一人の女性としての生き様をしっかり見させていただいた今日。
本当に新たな思いと感動を得ることができました。ありがとう、茶々。
そんな思いに浸りながら電車に乗って帰ろうとしたら、うっかり乗る線を間違えてなかなか家にたどり着けませんでした(汗)
感慨深くは終われない真白でした。(何そのオチ)
・・・そしてまた例のごとく長すぎて申し訳ありませ・・・(汗)