忍者ブログ
歴史万歳!戦国史をこよなく愛するおなごです。想い人は毛利元就。また、日本と中国に思いを馳せては旅行したり、グッズを集めたり忙しい日々。
| Admin | Write | Res |
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
ブログパーツ
最新TB
プロフィール
HN:
真白 仁
性別:
女性
職業:
社会人
趣味:
歴史・旅行
ブログ内検索
アクセス解析
フリーエリア
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

映画というものはほとんど見ない私ですが、久々に見に行ってきました。(おそらく『ハウル』以来)
おそらく公開終了ぎりぎり!『どろろ』ですー!

こういう時代設定がモロ好みですが、やはり大変満足でした!
映画に関しては知識があまりないので(汗)あまり違和感も文句も無く素直に作品を楽しめたのは良かったです。

以下ネタばれな感想になっているので一応反転しておきます。


天下統一を果たそうとする親から、四十八箇所の体の部分を魔物に売り渡されて生まれた子・百鬼丸
手足も目も耳も何も無い状態で捨てられ、幸運にも拾われ新たな育ての父親から身体を与えてもらった。
時は過ぎ、自分の本当の身体を取り戻そうと旅する百鬼丸の前に現れた・どろろ
彼に興味を持ったどろろはそのまま付いていき、共に魔物退治をして徐々に身体を取り戻していく。
どろろは親を戦で亡くしていたが、皮肉なことにその敵こそが百鬼丸の父親であった・・・。

簡単なストーリーを述べてみました。
手塚治虫さんの漫画を映画化したものらしいですが、私は原作を見ていないのでどこまで原作に沿っていったものかは分かりません。
でも原作の『どろろ』ファンには複雑なんじゃないかなとは思います。
なかなかこういうものの映画化は厳しい意見もあるし、長年のファンからは賛否両論な気がします。

初めて見た私はドキドキしっぱなしでした。
しょっぱなから広い野原に横たわるおびただしい数の兵士に衝撃!(汗)
ちょ、そこいらじゅうに・・・腕が・・・足が・・・生首がぁぁ(泣)
戦国無双はやっているけど、このゲームには血などグロいものは一切無いので、やはり現実の戦場の恐ろしさは計り知れませんね。
お昼ごはん食べた後に見るもんじゃない;
このあとも血しぶきびしゃーな場面が多々あるので見る人はお覚悟を。ちょっと顔ゆがめる程度ですが(←ちょっと!?)

アクションシーンはすごく良かったです!ワイヤー使っているのがわかりますが・・・。
刀同士ををカキンカキンとはらはら。
魔物のグロさもなかなかでしたよ。うぅ、怖い怖い。
こういう死と隣り合わせのドキドキする作品が大好きです。

そして特に泣かなくてもいいのに涙して来ました。
重い年貢(だったっけ?)のため泣く泣く親が子供を預けた(=捨てた)寺があったのですが、その子供たちは皆魔物(母親蛾)によって子供(いも虫)のエサにされていたのでした。
その魔物を退治するとき、成仏できていない亡くなった子供たちの魂が「この時こそ!」と魔物の動きを封じました。
魔物退治後はどろろや親たちの前に、一瞬ほわっと生前の姿を現しその魂魄は天へ向かっていったのです。

泣けますよ!!
親の思いや子供たちの思いがひしひしと伝わって必死に涙をこらえていました。
そしてもう一箇所
どろろの親の敵が百鬼丸の父親という事実だったが、どろろはその思いをこらえて、
「俺は恨みは捨てる!!だからお前も絶対生きろ!!」と涙ながらに叫ぶシーン。
あー、もうダメです・・・。
もらい泣きが非常に多い私。「トトロ」でもメイちゃんと一緒におお泣きしました。
どろろにとって親は非常に大きな、大切な存在だったのですね。
それがたとえ自分の身体を魔物に売り渡した親であっても。

結局は百鬼丸の父は魔物に身体をとられて死んでしまうのですが、乗っ取られたあと残っていた正気で「俺を殺せ!!」と百鬼丸に叫んだ部分は少し嬉しかったです。
次男の多宝丸でなくずっと亡き者にしようと思っていた百鬼丸にとどめを頼んだこと。
また魔物と契約して同じ過ちを繰り返すのか、しょーが無い親父さんだなと先ほど落胆したばかりだったのでさらにですね。
さらに百鬼丸は母には愛されていて、捨てられるときも泣く泣くでしたし再会したときの母上の思いもぐっと来て、万人に嫌われているのではなかったのが本当に良かったです。

結局残ったのは百鬼丸と多宝丸ですが、多宝丸本当にいいの!?
丸く収まったのでひとまずは安心ですが。
そして百鬼丸はさらに魔物退治の旅に出る。
もちろんどろろと一緒に。

残り24体!!

終わり

・・・・・・・・・・・え!!??

え、まだあと半分?確かに途中何体かはしょってたけど全部じゃなかったのね?
ということは続編作る気満々!?
それはそれで楽しみのような不安のような・・・。
でも期待はしています!

どろろと出会ってからの百鬼丸の変貌ぶりに驚いたり、微妙なラブも入っていたりも良かったです。
妻夫木聡のあの服装も格好良かったし、柴崎コウのイメージを吹き飛ばすようなはっちゃけぶりもすがすがしくて好感が持てました。
魔物を倒すごとに百鬼丸の体の一部が取れて新しい体が生えてくるのですが、途中臓物らしきものもありまして(汗)
映画館出てから、「あれは心臓じゃないか」「でも厚みが無かった」「じゃあ心臓の4つの部屋のどれか一部分」「肝臓らしきものが途中出てきた」
と臓物トークで盛り上がっていました。なんていう会話だ(汗)


うわ・・・長くなってしまった。あらすじなんか書いてるから;;


映画の後立ち寄ったアジアンスイーツなお店でおやつもいただきましたvv
 
左が私が頼んだベトナムチェー・・・みたいな名前のものです(忘れた! 汗)
タピオカ初めて食べました。味あまりないんですね、ぐにぐに・・・。
ちなみにこの店人気NO1らしいです。
右がお連れ様の頼んだ京風抹茶です。この二つで迷ったのだー!京都ー!!抹茶ー!!
連れにとって貰ったのですが、ちょっと私が映っているじゃないの(汗)


そのあと連れの知っている夜景の綺麗な場所に連れて行ってもらったのですが、あいにく夕方だったので夕景で。
それでも綺麗でしたよー!!
あと数十分で薄明だったなぁ。惜しい。


クリックでさらに綺麗に

昨日買ったデジカメ・清明 大活躍(笑)
PR
この記事にコメントする
Name
Title
Font-Color
Mail
URL
Comment
Pass
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
phot by Art-Flash * icon by ひまわりの小部屋
designed by Himawari-you忍者ブログ [PR]